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PAS2060、2080
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原将樹、以下BSIジャパン)より、当社の規格型プロジェクト3件について、 PAS 2060:2014(※1)に基づき、カーボンニュートラルの達成(工事期間:2023年6月5日から2023年12月22日まで)の検証を受けました。
また、PAS 2080:2023(※2)に基づいたカーボンマネジメントの取り組みの認証を、設計施工業者としてアジアで初めて取得しました。
BSIグループジャパン様
- PAS 2060が2014年4月に改訂され、現在PAS 2060:2014が発行されました。
- PAS 2080が2023年4月に改訂され、現在PAS 2080:2023が発行されました。
PAS2060、2080とは
PAS2060
PAS2060は、企業などの団体が行う、温室効果ガス排出量(以下GHG排出量)を管理、あるいは削減するための取り組みや、カーボンニュートラルの声明を保証する規格です。
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会)より、当社の規格型プロジェクト3件について、 PAS 2060:2014に基づき、カーボンニュートラルの達成(工事期間:2023年6月5日から2023年12月22日まで)の検証を受けました。
建設業界として、国内で初の事例となります。
今後も継続して検証を受けた企画型プロジェクトによりGHG排出量の削減に取り組みながら、GHG排出量の算定において必要な経済活動量の収集をいかに効率化するかといった課題に対応しつつ、知見と経験を蓄積し、脱炭素化に貢献してまいります。
詳細はこちら(プレスリリース)
カーボンニュートラル宣言 (PAS2060 適格声明書)

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規格書 -
検証意見書
PAS2080
PAS 2080は、建設およびインフラプロジェクトにおける温室効果ガス(以下、GHG)の排出を管理・削減し、気候変動への影響を最小限に抑えるための指針を提供する公開仕様書です。
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会)より、PAS 2080:2023に基づいたカーボンマネジメントの取り組みの認証を取得しました。
設計施工業者として、アジアで初の事例となります。
今後も規格に沿って、排出量データの収集・報告を含むカーボンマネジメントシステムを着実に運用していくとともに、知見と経験を蓄積しながら脱炭素化に貢献してまいります。
詳細はこちら(プレスリリース)

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規格書 -
検証意見書
認証取得の目的について
近年、気候変動の影響が世界各地で深刻化しています。日本全体のGHG排出量においてサプライチェーンまで加味した際、建設業の割り合いが大きく、早急に取り組みを進めることが業界の課題です。
代表的な規格型プロジェクトについてPAS2060の検証を受けたことで、当社のGHG排出量の算定、削減計画が国際的な基準に適合していることを示すことができ、当社のカーボンニュートラルの取り組みにおける信頼性と透明性が確保できます。
具体的にGHG排出量の把握、削減目標の設定、削減に向けた取り組みを行う上で、建設業界に特化した国際的な基準に基づくマネジメントシステムを構築することで、ステークホルダーに対する透明性を確保するとともに、当社社員への浸透も図ることを企図しています。
今後の取り組み
今回、工法・材料が一定程度共通化された当社の代表的な規格型プロジェクトについてGHG排出量の算定・管理の検証を受けたことで、規模の異なる同じ規格の物件についても同様の算定手法を適用することが可能です。それにより継続して取り組みにおける信頼性と透明性が確保できます。今後も継続して検証を受けた企画型プロジェクトによりGHG排出量の削減に取り組みながら、GHG排出量の算定において必要な経済活動の量の収集をいかに効率化するかといった課題に対応しつつ、知見と経験を蓄積し、脱炭素化に貢献していきます。