WORKS
歴史ある工場を先進アートの発信地に
弘前れんが倉庫美術館
かつてはシードルの生産が行われていた「吉野町煉瓦倉庫」(旧吉井酒造煉瓦倉庫、1923年頃竣工、2015年7月より弘前市が所有)を芸術文化施設としてリニューアル【長寿命化】したPFI事業の事例です。記憶を継承する建築として、「吉野町煉瓦倉庫」は、「弘前れんが倉庫美術館」として生まれ変わりました。 【吉野町煉瓦倉庫の歴史】 1907年~1923年にかけて建築された当建物は、当時もっとも強固な構造であるとされていた、煉瓦造で建築されています。 現代のようにコンクリートが普及していない当時、「たとえ事業がダメになっても将来の為に建物を残すことができる」と、おおがかりで費用もかかる煉瓦造の建物にこだわり建築を行いました。専用の煉瓦工場と採石工場も建設するなど、それだけ強い想いが込められている建物です。 【弘前れんが倉庫美術館について】 「記憶の継承」と「風景の再生」をコンセプトとして、煉瓦建造物の耐震性能を高めつつ、既存の構造物を可能な限り活かした建築空間には、国内外の先進的なアート、弘前そして東北地域の歴史・文化と向き合う同時代の作品が収集・展示されます。ミュージアム棟の隣には、カフェ・ショップ棟を展開。7基のタンクを設置した工房で作ったシードルを販売する「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」、青森県産の食材を使用した多国籍料理を提供するカフェ、美術館オリジナルのグッズをはじめ、国内外のアーティストや地元弘前ならではの商品を販売するミュージアムショップが併設されています。煉瓦造と「シードル・ゴールド」の屋根を持つ2棟の建物が、ここでしか味わえない体験を与えてくれます。今後15年間の建物管理・運営、事業マネジメントはスターツグループが行います。
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所在
青森県弘前市
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敷地面積
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建築面積
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延床面積
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構造
煉瓦造【一部鉄骨】
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規模
【店舗 / カフェ】地上1階 【美術館棟 / アートセンター】地上2階
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用途
芸術文化施設 カフェ/ミュージアムショップ
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戸数
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区画
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竣工
2020年7月開業
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設計
スターツCAM、ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS、NTTファシリティーズ、大林組、森村設計
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施工
スターツCAM、大林組、南建設、西村組
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