トルコより免震視察団来日

2024.08.06


日本の地震対策技術を学ぶため、トルコから現地建築会社や大学教授などの技術者が来日。以前よりCAMの免制震構造研究所が親交を深めており、そのご縁から、CAMが施工中の免震マンション現場をご案内しました。  今回の来日は、トルコ免震協会と日本免震構造協会の合同企画によるもので、9日間の日程で首都圏と神戸を周り、免震への見識を深めるのが目的です。9月3日(火)の見学コースのひとつが、CAMで現在建設中の「(仮)中央区築地3丁目計画」になりました。

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まず、品川プリンスホテルにて、物件概要と構造についてCAM免制震構造研究所の中西取締役から説明。日本語と英語とトルコ語を同時通訳しながら進行。

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 貸し切りバスで移動し、築地3丁目の現場へ。基礎免震で使用されている免震装置を見ながら、「建築コストはどのくらい上がりますか?」「素材は何でできているのでしょうか?」など、質問が飛び交いました。

 今回視察団に参加されていた安藤ハザマのトルコ営業所長である森脇さまにお話を伺ったところ、日本で大きな地震が起こった時は必ずと言っていいほどトルコの方から、「日本で地震が起こっても、どうして人が亡くならないんだ?」と連絡が入るそうです。トルコは日本と同じ地震大国でありながら、技術者の不足やノウハウ不足・法整備などさまざまな問題から、地震対策はまだまだ道半ばの状態です。
 CAMが継続する世界への免震技術継承は、すぐに前進するものではありませんが、コツコツと積み重ねることによって、必ず安心・安全な社会が広がる活動であると信じています。これからも日本で知見を高めながら世界にも目を向け、免震の普及を目指していきます。

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 ご案内した中央区築地3丁目計画概要書。日本語と英語で作成しました。

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