免震普及への取り組みSPREAD

地震災害に効果を発揮する免震建物ですが、その普及はまだまだ十分とは言えません。
スターツでは、土地活用を検討中のお客様、入居者の皆様をはじめとして、社会に広く、免震を周知するため様々な取り組みを行っています。

起震車による免震体験

起震車は過去の大地震を再現し、その揺れを体験することができる車です。 弊社の起震車は、単なる再現だけではなく、免震構造の建物が過去の地震でどのように揺れるのかを再現し、体験することが可能です。
免震構造の揺れを再現できる日本で初めての起震車です。
2010年には上海万博に展示されました。

体験者のコメント

兵庫県南部地震の揺れ、続いて新潟県中越地震の揺れを体験しました。
揺れている間は、机にしがみ付いて、揺れが収まるのを待つことしかできませんでした。実際は、揺れの恐怖とともに建物が倒壊する恐怖があります。
それに比べて、免震構造の揺れはゆったりとした動きで、パニックにもならずに周りの状況を落ち着いて、確認する余裕がありました。
同じ大地震にも関わらず、「免震装置」の有無によって、これほどの違いがあるのは驚きでした。

リスクマネジメントセミナーの開催

防災意識の向上を目的として、賃貸住宅や様々な自然災害リスクの専門家をお呼びする「リスクマネジメントセミナー」を、2007年より開催しています(不定期)。

免制震構造研究所と産学連携

免震構造に関する技術の集約と構造解析技術の研鑽、そして新たな技術の開発を目的として「スターツ免制震構造研究所」2009年に設立しました。
産学連携にも積極的に取り組み、2011年の東北地方太平洋沖地震の際には、関東の一都三県に集中する弊社施工の免震建物の軌跡をデータとして日本建築学会に提供しております。

 

免制震構造研究所

東北地方太平洋沖地震の際の免震建物の動きの記録

社団法人日本不動産学会 平成23年度 業績賞及び田中啓一賞 受賞

200棟5000戸(平成23年9月当時)の免震建物の供給実績や上記のような免震普及のための研究開発や、地域の防災性向上のための取り組みをご評価頂き、日本不動産学会より平成23年度業績賞及び田中啓一賞を受賞しております。

不動産事業における新しい工夫や方法、それにかかわる制度の創設など、幅広い対象について日本不動産学会の選考委員会が審査を行い、不動産業界への貢献に対して表彰を行うのが業績賞です。
田中啓一賞は不動産にかかわる「独自の活動を行なっている団体」を表彰する制度で、弊社が第1号の受賞でかつ業績賞との同時受賞となりました。

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