商店街と住宅地をつなぐ免震店舗併用住宅

ARPEGE【アルページュ 】元住吉

東急東横線元住吉駅から徒歩2分の立地に計画された共同住宅です。 本物件は賑やかなブレーメン通り商店街から一本入った、商店街と住宅地との結節点に位置し、その両方に面する建物です。 そのため、緩やかに両方の地理的要素をつなぐ建築を目指しました。 1階部分にはブレーメン通り商店街の色彩計画であるアースカラーの色彩を用い、商店街からの流れを引き継ぐ形態としました。 素材は質感豊かなレンガ調タイルを用い、元住吉商店街と友好関係にあるブレーメン市の建築を創造させる素材を選定しました。 住環境の確保のため、住宅のエントランスは店舗からは見えない配置とし、商店街のにぎやかな雰囲気とは異なる落ち着いた場所としています。 内部の複雑な住宅構成を外部に表出しないように構造体を調整し均整の取れたバルコニー面の表情を作り出しました。 基礎免震構造を採用により、地震の揺れを低減し建物の資産価値と入居者の安全を守ります。