[オーナー事例]事例8 【高齢者施設】きらら品川荏原(地域の高齢化に合わせグループホームを建設)│事例紹介│スターツCAM株式会社
地域に役立つ土地活用を目指して

入居者と近隣の安全に配慮した木造免震グループホームを建築

高齢化が進む地域の需要に応えて、災害に強い高齢者施設としてご所有地を活用した事例です。

建築概要

商品名

きらら品川荏原

立地

建設地
東京都品川区
立地
東急線の駅から徒歩9分に位置し、賃貸住宅の需要も十分に見込める地域です。高齢者人口に対して施設が不足しているエリアでもあり、本計画は認知症高齢者グループホームとして進めております。

建物概要

敷地面積 541.05m2
建築面積 298.34m2
延床面積 763.53m2
構造 木造枠組み壁工法(2×4工法)3階建て 免震
総戸数 27戸(グループホーム3ユニット)
竣工 2013年12月

建物に込めたオーナー様のこだわり

きっかけ

相続対策の一環として

「私が子供の頃は、近くにある大学のあたりもうちの敷地でね。先代の頃に寄付をしたそうです」と懐かしそうにお話しされるK様は、地元の地名にもお名前が残る由緒ある家柄です。

「いずれ来る相続に備えて、準備をしなければいけないと思ったのが建築を考えたきっかけです」と今回のご計画を中心となって進められた息子様は語ります。「ただ、父も言うように我が家は先祖代々、地域の教育や暮らしに役に立つような事業を進めてきました。だから、きちんと準備はしなければいけませんが、賃貸マンションを建てて終わり、ましてや土地を売却して終わり、という形にはしたくありませんでした。地域の皆さんに喜んでもらえる土地活用にはどんなものがあるか、そう考えた時に高齢者施設はどうだろうかと思い立ったんです」。

スターツを選んだ理由

地域の高齢化を肌身で感じ、需要と意義を実感。

息子様が高齢者施設を活用方法として考えられたのには理由がありました。「うちの娘が近くのコンビニで働いていまして、毎日勤めているといつも同じおばあさんがお店に来るそうです。最初は年齢も離れているし、あまり親近感を持っていなかったようです。でも、毎日会って挨拶をしていると、やはりだんだん仲良くなってくるみたいなんですね。そんな話を聞いてから外に出てみると確かにお年寄りが多い。コンビニだけでない、お年寄りの居場所を提供することが大切なのではないかと思うようになりました」。

そんな折、お住まいの品川区では高齢者の増加に伴って認知症の方を対象とするグループホームが不足し、新規開設を募集していることを知って社会的な意義を確信、高齢者施設として土地活用をすると決断されたそうです。

「この建物はグループホームと言って、認知症の方が入居されると聞いています。入居者とそのご家族の方の少しでも役に立てばうれしいですね」(息子様)。

こだわり

入居者と近隣の安全に配慮した免震と耐火構造の採用

「スターツさんの提案は最初から免震で入居者の安全を守るという考え方がはっきりしており、好感を持ちました」と息子様はおっしゃいます。他にあまり例のない免震のグループホームは人気も高く、募集開始から1ヶ月でほぼ満室となっています。

また、入居者だけでなく近隣の住民の方の安全も考えて免震にはこだわったと言います。「このあたりは道路も狭く、小さな建物が集中しており、木密地域というのでしょうか、火事の際には危険なエリアに指定されています。この建物は免震で地震に強く、木造でも耐火構造で火事にも強い。お隣には公園があり、かまどになるベンチや井戸もありますから、地域の防災拠点になってくれるのではないかと期待しています」。
地域貢献、社会貢献にこだわるK様親子は次の活用として保育園を計画中、その事業の幅を広げていらっしゃいます。

プロジェクトに対する担当者の想い

プロジェクト担当者から

免震の採用により入居者の安全に配慮しながら差別化を図りました。

本物件の所在地は、東京都及び特別区による認知症高齢者グループホームの重点整備地区に指定されており、行政からの助成を受けた計画となっております。免震構造の採用によって入居者の安全に配慮した提案をご評価頂きました。免震構造の建物は地震の揺れを建物に直接伝えず、船の中にいるかのように大きくゆっくりと揺れることが特徴です。認知症の方が入居されるグループホームにおいては、入居者の方への地震のショックを和らげ、家具の転倒による事故を防ぎ、施設の安全性向上に役立ちます。
通常の集合住宅に比べて、建築物として求められる法律上の要件が厳しい高齢者福祉施設としての活用ですが、コストパフォーマンスに優れた木造2×4構造の3階建てとすることで、収益性の確保を図りました。

コストパフォーマンスに優れた木造2×4構造の採用

2011年11月 高齢者施設での検討開始→2012年12月 品川区へ出店意向書を提出→2013年03月 品川区の審査完了→2013年03月 着工→2013年12月 竣工

建築物として求められる法律上の要件が厳しい高齢者福祉施設は、通常の賃貸住宅に比べて収益性に劣り、収支の面で不利な場合が多くあります。本物件は計画地が東京都心の住宅街にあり、賃貸住宅として活用した場合に相当の収入が見込めること、また木密地域に位置し、耐火建築物とする必要があったことから、お客様にご納得頂ける収支計画を提供できる建物とするべく腐心しました。コストパフォーマンスに優れる木造2×4による耐火構造を採用し、3階建てとすることで収益性を高め、行政からの助成と合わせて、賃貸マンションと遜色のない土地活用の計画をご提案しております。

入居者の安全を守る免震構造

突然の地震は健常な方でも驚くものですが、認知症の方にとっては、非常に大きなショックの原因となります。本物件は免震構造を採用していますので、大きな地震が来ても建物本体は大きくゆっくりと揺れ、入居者様への地震のショックを和らげる効果が期待できます。また、家具の転倒による事故の防止にも役立ちます。

安全性が何よりも求められる高齢者施設にとって、免震構造の導入は他の施設との差別化にも繋がります。本物件も入居者様のご家族に免震の安全性をご理解頂き、募集開始から1か月でほぼ満室になったと伺っております。

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急速に高齢化が進む日本において、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどの高齢者福祉施設の需要は確実に高まっています。

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