ご両親が遺した愛着あるご実家を

事業リスクを考え、免震賃貸マンションに

品川区天王洲の近代的ビル群の一角に木造のご実家がありました。相続したご長女が悩んだ末に下した決断と挑戦をご紹介します。

建築概要

商品名

グラン・ジュテ天王洲[免震]

立地

建設地
東京都品川区
立地
東京湾岸の埋立地。鉄鋼会社の資材置き場や倉庫街でしたが、1980年代から再開発が始まり、近代的なビル群や超高層マンションの立ち並ぶお洒落な街に変貌を遂げました。多くの企業のオフィスが立地しており、単身者向けの賃貸住宅は慢性的に不足しています。

建物概要

敷地面積 276.1m2
建築面積 177.8m2
延床面積 1,503.31m2
構造 鉄筋コンクリート造(免震構造)10階建て
総戸数 36戸
竣工 2010年6月

建物に込めたオーナー様のこだわり

きっかけ

愛着ある実家を活かしたい

「両親の仕事の関係で天王洲に越してきたのは、今から54年前。当時は倉庫や資材置き場が並ぶ殺伐とした場所でした」。その後、大規模な再開発で近代的なビルが次々に建設されるなか、ポツンと残された木造住宅のご実家を2004年に相続しました。「家族の思い出の詰まった場所ですから手放したくない。でも、このままでは固定資産税も払えません。そこで義弟にも相談しながら、土地を活用する方法と信頼できるパートナーを探しました」。

スターツを選んだ理由

高い免震技術と頼りになる担当者

「実はスターツさんより知名度の高い会社さんも候補に挙がっていたのですが、免震賃貸マンションの実績と技術力でスターツさんに決めました」。免震構造にこだわったのは、「天王洲に住んでいたとき、大型トレーラーが通る度に食器棚がガタガタ揺れ、怖い思いをした」という実体験があったからです。

「もうひとつの理由は担当者です。不安になると休日も夜もお電話したのですが、いつも私がわかるように噛み砕いて説明してくださった。そして、『一生お付き合いさせていただきます』という一言に、大きな事業に挑戦する勇気をもらいました」。

こだわり

入居者も事業も「安全・安心」が第一

「女の私には想像もつかない多額な借入れをして行う事業です。失敗はできません。ですから、ご入居者と事業の両方の安全・安心を第一に考え、わからないことはとことん聞きました」。竣工9カ月後に東日本大震災に遭遇しましたが、「当日、帰宅されたご入居者が驚くほど、室内は外出されたときのままだった」そうです。

「これが評判になり、空室が出てもすぐ入居者が決まるので安心です。心理的な安心感は何物にも代えられません。相続から数年間は怒濤の日々でしたが、決断して本当によかったです」。マンション名に冠した『グラン・ジュテ』はバレエの「跳躍、飛翔」を意味する仏語ですが、M様自身の姿を映し出しています。

プロジェクトに対する担当者の想い

プロジェクト担当者から

オーナーのM様にとっては初めての不動産事業です。不安が残らないよう、時間をかけてご質問にお答えしました。

大きな事業に挑戦されるM様の不安の解消が最大のポイントでした。当初、M様は5~6階程度の規模をお考えでしたが、収益性と建築コストを勘案し、10階建ての免震賃貸マンションをご提案しました。また、エントランスを広めにとるなど、グレード感のある建物に仕上げました。M様は不動産事業について一から熱心に勉強され、納得がいけばきっぱりと決断される凛とした女性です。ご商売をされていたご両親の遺伝子かもしれません。

入居の促進、事業リスクの低減などから免震構造をご提案

2008年4月 検討スタート→2009年4月 着工→2010年6月 竣工→2011年3月 東日本大震災

2004年にご相続でM様がご実家を受け継がれました。ご実家の有効活用案として最終的に他社様の案と当社の案が残りましたが、最終的には免震構造が決め手となりました。地上10階建て(1K27戸、1LDK9戸)の免震賃貸マンションは、2010年の竣工以来、ほぼ満室稼働しております。

東日本大震災後、当社では免震賃貸マンションの全棟検査を行いましたが、埋立地の当物件を含めほとんど被害がなく、オーナー様、ご入居者様、近隣の皆様から高い評価をいただきました。オーナー様にとって不動産事業は多額な投資ですので、入居促進のみならず、事業リスクの低減、不安の解消という意味でも免震構造をお勧めしてよかったと思います。その後もM様の不動産管理法人の設立やご自宅の購入など、当社グループがお手伝いさせていただいております。

立地周辺地域の特性を把握し、単身者向け賃貸プランに

免震構造で地震リスクを軽減する

埋立地という立地条件において、ご入居者と事業の長期的な安全を確保するため、免震賃貸マンションをご提案しました。当社の免震事例を見学していただいたり、起震車で耐震構造と免震構造の揺れの差を体感していただくなど、ご納得がゆくまで検討を重ねていただきました。

羽田空港国際化に対応するプラン

周囲にはIT企業や空港・航空関係など、オフィスが多く、羽田空港の国際化に伴って数千人規模のワーカーが移転してくるという情報も掴んでおりましたので、単身者向けを中心とした賃貸住宅をご提案いたしました。結果的に狙いどおりの方にご入居いただいております。

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